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あかべぇそふとつぅ「ぼくの一人戦争」 クリア後感想

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終わりました~ 僕の一人戦争。

面白かったなぁ。もう夢中で楽しめました。

タイトル通り、ほんとに一人戦争って感じで。人に助けを求めない蓮司が、理不尽と人間関係に悩み苦しみ抜いていました。

一度プレイし始めたら、続きが気になってなかなか終わり時を見つけられなくて困ったw

 

会を経るごとに悪化していく人間関係、壊れていく蓮司の内面、そもそも主人公には片足がないというハンデだったり、それに伴う周りからの視線、理不尽を強いられる過酷さの描写だったり、るーすぼーいさんは人の感情の機微を掘り下げて描くのがほんと上手だと思います。

 

親しかった友人に殺意を向けられ、やがて忘れ去られていく孤独、恐怖…確かにこれは堪える…。会のルールでそういうものだと分かっててもこれは…きつい…。

紗代の気持ちの件で、徹の蓮司へのあたりが強くなってギスギスし始めたあたりは辛かった。

 

長門大地に関して。会について助言をくれたり、怪しいけど頼りになるんで、蓮司と同じようにすっかり信用しちゃってましたが、やっぱこの人、悪者でした。悪というか、もはやその精神はキチガイの領域。

最後の方でるみちゃんを拉致していったところからは、熱入りすぎてエンディングまで一気に突っ走りました。
車輪やG魔の時も思いましたが、るーすぼーいさんの作品は人間の意志の強さというか、底力を見せてくれます。

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vs 長門戦でズタボロの満身創痍の中、必死で知恵を絞って逆転してみせる蓮司。

車輪でとっつぁんを出し抜いた時のような「どうだ、一杯食わせてやったぞ!感」は健在。こういう逆転はホント気持ちいいw テンション上がります。

 

キャラについて。

錦戸さんは最初こそ好感度最悪でしたが、どんどん見直していきました。役立たずと思いきや、すごいポテンシャル秘めてましたね、この子。途中、しのぶの死もあったりしましたが臆病で気弱だった彼女は立派に成長していきました。

永治はすっかり改心してて再会シーンは感動的でしたが、もう少し出番が欲しかったかなぁ。序盤の叙述トリックもあって意味ありげな感じを出していたのに、それ以降は案外無難な登場…。もっとストーリーに絡んできてほしかった。

 

「会」は生贄だとか神の儀式だとか説明ありましたが、結局その正体、名の由来、どんな意味があったのかわからずじまいでした。気になりますが、問題はそこではなく、人間関係についての在り方みたいなところに重点が置かれてたんで、あまり突っ込まないことにします。

 

 

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