「G線上の魔王」 魔王の正体について…

G線上の魔王」について急に書きたくなったので書きます。

あんまり覚えてないので設定に間違いがあるかもしれません。

 

思いっきりネタバレ全開でいきますが、魔王の正体ついて意見しようかと思います。

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最終章でわかりますが魔王=兄・浅井恭平です。

ですが、最終章手前までは文脈的に魔王=主人公・浅井京介なんですよね。

プレイヤーに魔王は主人公だと思わせておいて、実は魔王の正体は兄貴でしたー!ドヤァ

「ナ、ナンダッテー!?」というトリック。

 

これなんですけど・・・。

人それぞれ意見あるかと思います。納得してる人すみません。

ただ、僕的に驚いたというより、がっかりしました。

 

まず、最終章手前までで推察される主人公・浅井京介は

・自覚のない2重人格(幼少時の体験が発端)のようなもので、頭痛をきっかけに魔王       

 人格へと交代する。

・魔王でいられる時間は夜のみ。二度目の頭痛で主人格へと戻る。

・主人格と魔王人格は互いに独立しており、別人格の方の存在を知らない。

 (ただし、章によっては魔王人格が主人格の存在に気付く表現がある)

・魔王人格でいる時の行動は主人格の記憶に残らない、ただし情報は主人格と共有。

と思わせるような表現がされていたかと思います。

 

ここまででもう完全に「あー、魔王は主人公の中に眠る、もう一人の自分?闇遊戯みたいな感じなのねー」と想像がつきます。

なので無自覚のまま過ごしてきたけれど、最終章ではついに自身に眠る魔王人格の存在に気付き、頭痛や夜だけという条件に縛られず、本気の魔王100%覚醒状態で大暴れする展開を期待してました。

 

だのにッ!

ここまでプレイヤーの気持ちを煽りに煽り、高ぶらせておいて兄オチってなんやねんww

そこは王道でもなんでもいいから、主人公がやっぱり魔王だったあああああ!!

ということで、そこからの無双展開になるべきだろうが!

 

いや、確かに兄オチ!?てことで驚きましたよ。

えぇ、でもね…なに、この肩透かし食らったような感じ…。

高まった感情のぶつけどころ、爆発させて発散させる地点を見失った感は…。

 

裏をかけばいいってもんじゃないんだよ。最終章手前まではすごく完成度高いからこそ

兄オチ設定がすごく陳腐に思えてならんのです。

無理やり感ていうのかなぁ…。

ここまで精巧に作り上げたからには兄オチでした。では、腑に落ちないんですよ。

 

あぁでも「兄オチだからってつまらない」って言いたいわけじゃないです。

シナリオ自体はすごく面白かったですし、名作なだけあって僕も大好きな作品です。

 

ただやっぱり兄の存在は、プレイヤーを騙したいためだけに使われたように感じてしまいます。